腎生検
移植をした方であれば経験したことがあると思います。
私は移植前に腎生検であったかどうかは不明ですが同じような検査を中学生の時に経験していて、その時は仰向けではなく背中から針を刺しました。通常腎臓は背中に近いのでそのようなかたちになったのだと思います。
腎生検とは
腎生検は腎臓に針を刺して組織の一部を採取し腎臓の働きを調べる検査で移植した腎臓に異常がないか、順調に機能しているかなど細かく診断することで問題があった場合に適切な治療法を決めることができます。
私は移植して退院の少し前に行いました。事前にいろいろと調べていましたが痛みがあった人、無かったという人両方いて結局自分が経験するまではっきりわかりませんでした。
実際に経験した内容を紹介します。
検査方法
移植後の腎生検は初めに説明したような背中からではなくお腹の下のあたり、移植したところから超音波を使って腎臓の位置を確認し針を刺して行います。
検査時間は病院によって違うのかもしれません。実際に体験した方の意見ではないと思いますが他の情報によると2時間と書いてあるのですが私の場合そんなに時間はかかっていません。おそらく1時間程度だったと思います。
麻酔は全身ではなく局部麻酔にでした。スポーツ選手や肥満体系は腎臓の位置を確認しにくいこともあるみたいです。もしかするとそういった場合に全身麻酔になるのかもしれません。あくまでも予想にしか過ぎませんけど。
痛み
痛みは人それぞれ極端に違いがあるみたいです。私は痛みはほとんどなく違和感のほうが強かったです。何か異物を入れられている感じでした。
細胞の一部を採取するときに「バチン!」と音がしますがその時も痛みというのは無かったですね。
検査後
検査が終わったら一日入院になります。
腰枕みたいな感じで数時間腰を浮かした状態にしてたと思います。検査後の痛みについてはわかりませんが検査時に痛みを感じるかどうかによるのではないでしょうか。その後移植して数年経ちますが今のところ次の腎生検の予定はありません。
病院によっては数年おきに行うところもあるようですが私が移植を受けた大学病院では血液検査、尿検査で異常が見られない限り検査を行うことはないようです。
検査が決まればまた更新したいと思います。