グラセプター1日1回型の免疫抑制剤
かなり久しぶりの更新になってしまいました。。
もっともっと発信していかないといけないことがあるのに忙しさを理由に放置してました。
さてさて今日の記事ですが、免疫抑制剤のグラセプターというお薬についてです。
移植をしてもうすぐ8年。この薬の存在を知ったのはつい最近のことです。これまで一度も聞いたことなかったですし、見たこともありません。
過去に移植メンバーの先生に「本当は1日1回でも大丈夫と言われてるんだけどね」と本とかどうかわかりませんが聞いたことあるくらいでまさか本当にこんな薬があったんなんてといった感じです。
グラセプターとは
グラセプターは、2008年7月16日に製造承認された免疫抑制剤で腎臓・肝・心・肺・膵移植に使用可能です。現在多くの人が使用しているプログラフ1日2回の投与に対し、グラセプターは1日1回の投与で移植した臓器の拒絶反応を抑制することができます。
海外では既に使用されていてAdvagraf(アドバグラフ)という名前で処方されているようです。
今の薬から切り替えることができるか
この薬の存在を知ったとき一番はじめに思いました。
おそらく同じことを思った方もいるんじゃないでしょうか。
一日一回になればかなり楽ですよね。飲み忘れるリスクも低くなりますし、薬局から大量に持ち帰る必要なくなります。家でちまちま薬の仕分けする手間も多少は軽減されますよね。
できるならグラセプターに変えたい。自然にどなたも思うでしょう。
でも疑問に感じることもあります。
なんで先生は今服用しているプログラフから切り替えることを提案しないのか。
自分の勝手な思い込みかもしれませんが、切り替えることによっていろいろ問題が起こりうる可能性があるからではないかと思ったんですよ。
調べてみると、グラセプターも薬であるため当然副作用があるわけです。腎不全、心不全、感染症、全身痙攣、意識障害、脳梗塞、血栓性微小血管障害、汎血球減少症などなど。
(もっとあるみたいです)
今はプログラフを飲んでいて特になにも副作用が起きていないのに、切り替えることによって副作用が出てかもしれませんよね。
そんな危険性があるのに、わざわざ切り替える必要性がない。つまり利便性よりも安全性を優勢しているからグラセプターに変更することを提案しないじゃないかと。
推測にしか過ぎませんけどね。
グラセプターを服用している人
これも私の勝手な推測にしか過ぎませんけど、おそらくグラセプターを使っている人は初めから服用している人ではないでしょうか。
もしくは、ネオーラル、プログラフ、グラセプターを試して一番副作用が少なかったのはグラセプターだったとか。
もしかすると以上の理由が該当する人がグラセプター使ってそうな気がしますね。まだ先生には聞いたことがないので自分の体に合うかわかりませんけど確認してみたいなとは思ってます。
ただそうなると、また一つ心配なことが。
血中濃度の検査と副作用
再度血中濃度の検査が必要になるでしょうね。
それと一番怖い副作用。私は初めにネオーラルを飲んでいたんですが、あのビールのような匂いと多毛症に悩まされました。。そしてプログラフに変えたとたん今度は抜け毛が激しくなり、それはそれで困ったんですよね。。
腎臓に異常をきたす副作用でなければいいのですが、もしものことを考えるとやっぱり利便性とりも安全性かなと思いました。
悩んだ結果
聞くだけ聞いておそらく変えることはしません。でも気にはなるので今度の受診のときに聞いてみてまた記事にしたいと思います。
次の検査はたしか5月、来月ですね。
そのときに思い出せればいんですけどね。もし聞くことができたらまた更新します。
ではでは。
はじめまして!
拝見させていただきました!
私は去年8月に腎臓移植をしました。
お薬は、グラセプターをのんでます。
やっぱり副作用がありますね。。
またコメントよんでいただけたら
嬉しいです