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カテゴリ:生活

生きる意味

2日前、嫁の祖母が他界した。

今年で33歳になる自分も、人の死というものに対していろいろと考えることができるようになったけど、この先ずっと理解することができないだろうなと思うことがある。

それは何のために生きるのか。生きる意味。

これは漠然と昔から思っていたことではあるけど、リブセンスの社長である村上太一さんのことについて書いてある、リブセンス(生きる意味)を読んでからこれまで以上に意識するようになった。

病気の影響から嫁祖母とは少ししか話したことは無かったけど、入院してからはちょくちょく病院に通っていたこともあり自分の中で、身内という意識が強くなっていき、これまで以上に何かしてあげたいという気持ちも強くなる。

でも自分の祖母ではないから接し方が難しく何をしてあげればいいのか分からない。病気は進行する一方で毎週行くたびに体力は衰えているように見えた。

そんなことが続き、一時いけない時期があったけど久しぶりに病院に行くと嫁祖母が突然自分に握手を求めてきた。その時、嫁は何か感じたようで泣きそうになっていたらしいけど自分は咄嗟のことに何か考える暇もなく手を差し伸べ握手というより手を両手で握りさすった。

それから数日後、嫁祖母は熱を出し肺炎になって意識が朦朧といった状態になり他界した。

最後はすごく苦しそうに何度も呼吸をし体内の水分がすべてなくなってしまったかのように体が枯れている状態だったとのこと。

今思えばあのとき自分の手を求めてきたのは、最後を悟ったからだったのかなと感じている。

嫁の祖母は、広島出身で原爆を体験した被爆者で持病もあったり、旦那さんとは事情があって別々になったりといろいろ大変だったと聞いている。それが亡くなるときまでもあんなにきつい思いしなければいけないのは本当に何故なのかと思うことがある。

生きていると楽しいことよりも、苦しいことのほうが多い、きついことのほうが圧倒的に多い。なのに何故行き続けることができるのか。途中でリタイヤする人もいるけど、圧倒的に全うする人のほうが多い。

なぜだろう。

自分のことを考えてみると、1歳で生死の危機にたたされ、17歳で父が他界。21歳で透析になった。今は移植をしてから普通に生活はできているけども、まだ30代前半にしてはそれなりに辛いことも経験していると思う。

でも生きている。何故かと考えると当たり前のことは思い浮かぶけど、だから生きる意味があるというのは何か違う気がする。結局いつもリブセンス代表、村上太一さんと同じく結論は出ない。

しかし色々と大変な思いをしながらも生き続けた嫁祖母の他界で生きる意味というのは、行き続けることによって理解できていくのではないかと今は思う。

おばあちゃん知り合って短い間だったけどありがとう。これまで以上に生きることに必死になってみようと思えることができた。

コメント 2 件

    • ねこちゃん
    • 2015年7月19日 10:21 PM

    生きる意味。
    一生をかけて取り組む課題だと私は思っています。
    私はドナーさんの一部を戴いた事に対して、精一杯にその日その日を悔いなく生きる事だと考えます。
    ドナーさんに限らず身内や知り合い、友人など。
    私は糖尿病、緑内障、片目失明、神経障害、精神障害がありますがそれでも生きているというのは素晴らしい事だとも思います。
    生きる意味は亡くなられた方の願いや希望に寄り添いながらその方の分まで自分が生きる事でもあるのではないでしょうか?
    今回はネガティブで生意気なコメントになってしまいました、ごめんなさい。

    • kidney
    • 2015年7月20日 1:27 PM

    ねこちゃんさんこんにちは、いつもありがとうございます。

    この記事を書いてからいろいろと本を読んだりしていると少しずつ分かったというか気づけたことがあります。また、ある本に生きる意味を見つけるために生きる。という言葉があり共感できたことを思い出しました。

    ネガティブと気を使われなくても大丈夫ですし、問題ありません!いつも購読ありがとうございます^^

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