1. HOME
  2.  > 
  3. 生活 > ICUで記憶に残る看護師さん
カテゴリ:生活

ICUで記憶に残る看護師さん

移植してから、一年に数回ICUにいた看護師さんのことを思い出すことがあります。

移植直後で麻酔がまだ効いてたからハッキリとは顔を覚えてないんですが名前だけは今でも覚えてますね。恋愛感情があってということは全くないんですが身動きがほとんどできない状態で何度もナースコールを押す自分にいつも変わらない看護をしてくれました。

そのことをお礼も言えずに退院してしまったことを後悔しています。だから忘れられないんだろうなと思うわけです。

移植すると、現在は分りませんが、当時はICUに2日ほど入りました。

そこで、治療を受け体も洗ってもらったりもします。ほんとに寝るしかすることがない状態で毎日過ごすので、起きている間はまだ麻酔が効いてて痛みを感じることがなくただボーとしてるだけです。

ただ、傷口の痛みは無くても、同じ体制が続くので辛さはありました。それが続くと、体制を変えるのに何度もナースコールを鳴らす必要があるのでまた違うきつさというのがありましたね。

というのも、やっぱり看護師さんも人間なので何度も何度も呼ばれると、人によっては気持ちよく看護してあげたくても、気持ちが行動で出てしまうことがあるように感じます。仕事だけではなくてプライベートでいろいろあるとそれが仕事にも出てしまう人もいるだろうし、それはしょうがないだろうなと思います。

余計にそういうことを感じる、もしくは勘違いかもしれませんが、気になってしまう私は、看護師さんが今日は誰がいるのかというのをチェックしてからナースコールを押すようになっていました。

ICUに2日と言いましたがすごく長く感じたし、24時間看護なので看護師さんの入れ替わりが結構激しいです。その中で唯一いつも同じ対応をしてくれたのが一人の看護師さんでした。その人は女性で今の私と同じくらいの年齢だったと思います。
(詳しく聞いたわけではないですけど。)

いつ呼んでも、「どうしました?」と心配そうな顔で尋ねてくれ、表情変えずに対応してくれました。ハミガキをお願いしたときも「力加減が難しいので痛かったら言ってくださね。」とかとにかく常に患者のことを気にかけながらの対応は感謝の言葉しかないです。

他の方の対応が悪かったということではありません。

その一人の看護師さんの対応は明らかに周りの方とは違ったということです。ICUを出てからその看護師さんとは顔合わせることなく退院した後の通院で何気なく探したりしましたが、結局会うことはありませんでした。

仕事とは言え、あんなに患者目線の看護をしてくれた方へお礼が言えなったことは今でも後悔しかありません。なんでしょう、このモヤモヤ間はこの事を思い出す度に感じてしょうがないんですよね。

おそらくもう会うことはないと思うけど、名前だけは覚えているのでいつか会うことが奇跡的にでもあればきちんとお礼を言いたいと思います。入院生活の中一番記憶に残った看護師さんでした。

Comment

メールアドレスは公開されません。* が付いている欄は必須項目です。

▲TOPにもどる